オンリーワンへの王道は100%のオリジナルに違いありませんが
まずは50%のオリジナルから始めてみては如何でしょうか。
こんな“くの一”人形があったとします。
少ししゃがませたらこうなりました。
もっとしゃがませてみました。
これではまだ20〜30%のオリジナルにしか過ぎません。
そこで思いきって現代の“くの一”にしてみたらどうなるでしょうか。
女スパイ、008みたいになりました。 胸とお尻に中国種の繭を使い 髪には紅茶で染めた薄繭を使えば
出来なくはないような気もします。
これでやっと100%のオリジナルになったでしょうか。
忍者に限らず、犬でも猫でも恐竜でも少し動かしてみることによって 思わぬ何かが見えてくるものです。何かが見えてきたら、そこに集中して イメージをふくらませ、全くの別物、つまりオリジナルを誕生させれば
それが即ちオンリーワンというわけです。
繭にかぎらずライバルの少ない分野でなら何を作っても総てが
オリジナルということになります。