モビールブログ · 8月 12, 2009

モビールで食えるか

他のどの分野でもそうであるように、あなたがいいモビールを持っていれば間違いなく食っていけます。 まずはセミプロから始めるのがいいでしょう。本業を持ちながら、或いは育児や学業に励みながら これが本気で取り組むべき仕事なのかどうか、じっくりと確かめてから始めて下さい。何しろ前例も なければ専門家もいない未知の世界に踏み込むのですから、方針をかため自信をつけてからでないと

何かが起こるたびにうろうろしなければならなくなってしまいます。

まずは商品作りです。自分が作りたいもの、自分にも出来そうなものから始めて下さい。売れそうな ものとか相手が求めるものとかを作るのは少し経験をつんでからにした方がいいと思います。 物まねは絶対にいけません。倫理的にどうだこうだというよりも、物まね屋さんとしてスタートして しまえば後でそのレッテルをはがすのは大仕事です。例え世間にはバレなかったとしても心の中に 嫌な自分がこびりついてしまいます。物まねが癖になって独創的な発想が出来なくなってしまいます。 それに世の中にはまねるほどのモビールはまだ現れていませんから、未熟で売れないモビールの まねをするより初めから自分の世界を築いた方がカッコよくて自信が持てて、後々のためにもずっと

いいにきまっています。

大まかに以後の展開を予測してみると世に出るためには以下のようなルートが考えられます。   1.友人・知人にお店屋さんがいればそこに頼んで展示して貰う。   2.自分の商品に合う分野を定めてアタックをかける。   3.卸屋さんを説得して取扱い商品に加えて貰う。   4.テレビや雑誌にとり上げて貰う。   5.インターネットで直接ユーザーに働きかける。 この段階で自分はこれから何をするのか、相手は何を考えているのか、互いの立場や関係はどうなる

のか等々気持と状況を整理してみるのがいいでしょう。

いいモビールを持って不快感や不信感を与えない爽やかな接触が出来たらモビールを知らない相手の 理解を深め、次なる展開への期待感を刺激することにつながります。反対に安心感や信頼感を与える ことが出来なかったら、モビールを知らない相手は魅力も効用も知らないままにとりあえずの義理を

はたしたり、うっかりすると迷惑な訪問者として、あなたを拒絶してしまうかも知れません。

それは立場を逆転してみればよくわかります。電話やEメールやダイレクトメールや直接訪問や 日常生活での経験がきわめて有効な反面教師となるからです。そんなセールスに対して厳しい 対応をした覚えがあれば、自分もそうされるのではないか、相手はどう思っているのだろう、 などと気後れするのが普通なのかも知れません。ある意味でそれは大切な心遣いです。

しかし反面ではもっと大切でもっと本質的な認識についての見逃しがあります。

あなたが商売と直接的には関係のない相手の優しさや知性や人格が気になるように、相手も又 あなたの商品だけでなくあなた自身を見ています。きっかけが義理であろうと友情であろうと商売は 双方の利益にならなければ成り立ちません。一度だけの取り引きなら利益が総てですが相互依存で 成り立つ商売は信頼感なしでは永続しません。あなたは商売相手と勝負しているのではなく

商売相手と組んで、彼の商売相手と勝負しているのです。

そのことをわかる相手をさがすこと、わからなければわからせてあげること、少し長いスパンで見ればそれが 商売というものなのかも知れません。押しつけがましいセールスがいけないのと同様に卑屈なセールスも いけません。大き過ぎる態度が不快感を与えるのと同様に小さ過ぎる態度も不信感を与えます。性急に 結果を求めるのではなく、のんびりと人間関係を築きながら自分自身と自分の商品を売り込んでいくのが

いいでしょう。

あなたがいい人であれば、そしてあなたのモビールがいい商品であれば、いつかは誰かが気付いて くれます。もしもそうではないのならいい人になっていい商品を作るまでのことです。あせることも

慌てることもありません。なんせあなたはセミプロなのですから・・・・・。

 そのことについては面倒でも是非“モビールのある風景”を通読してみて下さい。作り手である私の  書いた文章ですから手前みそだらけであることは否定しませんが、下手な写真も添えてあります。

理屈よりも視覚的・感覚的にわかって貰う方が早道なのかも知れないと思うからです。