モビールブログ · 2月 5, 2012

ライフワークとして作るモビール – トンボ –

他のコーナーではむき出しの繭を吊りましたから
ここではおもむきを変えて、トンボを作ってみましょう。

左のトンボで繭を使っているのは胴だけです。 尻尾は楊枝、目玉はビーズ、羽は細いワイヤーを

軸にして和紙ではさみ込んであります。

胴の繭は木片でも発泡スチロールでも何でも代用出来ます。

胴は屑繭を円錐形に巻きボンドでとめる。

乾いたら点線のように斜めに切り落とす。

楊枝をさし込みボンドでとめる。

和紙でくるんでビーズの目玉をつけたら胴体の出来上がり。

羽は細いワイヤー(私は#22を使用)を 図のように曲げてボンドを塗った和紙の上に乗せ

上からかぶせてはさみ込みます。

乾いたら点線のように切り取ります。

これで胴体と羽とが出来ました。 トンボの背中にカッターナイフで切り込みを入れ ボンドをつけた羽をさし込んだら、アカトンボの

完成です。

ついでにオニヤンマを作ってみましょう。

アカトンボと違うのはビーズにワイヤーを通して目玉を 少し浮かせてあること、胴体が胸の部分と腹の部分に 分かれていること、金紙を使っていること、アカトンボよりも

だいぶ大きいこと、くらいです。

最初に胸の部分を作ります。 オニヤンマの強力な飛翔力の源泉は

大きな胸の筋肉ですからシッカリ作って下さい。

繭を半分に切って切口の開いている方を使います。

上の部分を押しつぶします。

胸にフタ繭(腹部)を丸めてさし込み 尻尾の竹串をはさんで左図の形が

保てるようにボンドで貼りつけます。

よく乾くまでセロテープでとめておきましょう。

金のビーズに細い金のワイヤーを通して目玉にします。

羽はサイズが違うだけでシオカラトンボと 同じですから先に作っておきましょう。 何色でもいいのですが金色が一番

合うように思います。

ライフワークとして作るモビール
──
トンボ ──

さて、トンボは出来ましたがどう吊ったら
いいのでしょうか。

私は図のように吊ってみました。
他にいい方法があったら教えて下さい。

目玉と羽をさし込んだら
オニヤンマの出来上がりです。

胸・腹・尻尾を黒の和紙でおおいます。
真黒のトンボに金紙で模様を入れます。