私が初めてヨットのモビールを作ったのは30年以上も前のことです。 当時とくらべて今のヨットはだいぶスマートになりました。 でも、以前のヨットの方が可愛くて愛嬌があってよかったのかな、と
思ったりもしています。
前置きはともかく、ヨットを作りましょう。
勿論、以前の、ではなく今のヨットをです。
繭が使われているのは船体部分だけです。
2個つなげた繭がよく乾いてから半分に切って・・・
舳先に楊枝をはさみ込み、ボンドをつけて
セロテープで止めておきます。
繭を半分に切断し、それを斜めに切り落として キャビンにします。ハサミを使った方がやりやすいかも 知れません。天井部分に目打ちで穴を開け
マストを通しておきます。
マストは1本のワイヤーを底の部分で曲げて 2本に見えるようにします。その方がしっかりと
固定されるからです。
マストを通したキャビンを船体に貼りつけます。 船底とマストの折り曲げ部分とをボンドでしっかり
固定します。
充分に乾いてから全体を和紙でくるみます。 シワやスキマが出来ないように竹串とかペンの軸とか
を使っておさえつけましょう。
どう呼ぶのか知りませんが帆を動かすための竿を
作ります。舵も作ります。
帆はヨットの顔ですから2色に貼り分けたり数字を
入れたり、マークをつけたり色々工夫して楽しんで下さい。
糸を張り舵と竿をつけ、帆をつけたら完成です。 メインマストの先で結んだ糸は切らずに残して
モビールの横軸につなげます。
前後・左右のバランスはマストをわずかに傾けることで
意のままになります。
どんなヨットが出来たでしょうか。
モビール一覧の“ヨット”と モビールのある風景“書斎のヨット”とを
ご覧下さい。
ライフワークとして作るモビール ── ヨット ── |
30年以上前のヨット
今のヨット
今夜あなたが見る夢は日本列島一周ですか。 太平洋横断ですか。
それともアメリカズカップでの優勝でしょうか。