猫は梟と並ぶ人気者です。
部屋の中だけではなく、風鈴にくっつけて軒先でも カーアクセサリーとして車の中でも活躍しています。 沢山作って猫好きのお友達にあげて下さい。
きっと喜んでもらえると思いますよ。
猫は4個の繭で出来ています。
まずは猫の身体を作りましょう。
前脚(首・胸)と後脚(胴・尻)をくっつけます。 丸いものに丸いものをスキマなく付けるのは大変ですね。
基礎講座の曲面の接着を参考にして下さい。
頭繭の後部(顔の反対側)をカッターナイフでえぐり はめ込むように首(前脚)につけます。 下は鈴で隠れますから上の部分にスキマが出来ないように
貼りつけて下さい。
正面から見たら、こんな姿になりました。 首のつけ方で右向きや左向きの猫になります。 色々作っておいて、動きのあるモビールに
仕上げましょう。
次に耳と尻尾を作ります。
繭の厚みが細工の邪魔をしますから
目打ちを使って2枚に剥がします。
剥がした繭の内側を外にして半分に折ります。
それを又半分に折ります。つまり最初の繭を4等分
したことになります。断面がW型になっていればOKです。
紙等にくらべ繭の弾力は強いので折目はしっかりと
つけておきましょう。
点線のように耳を切り抜き、尻尾を切り抜きます。 耳は3体分6個、尻尾は2体分出来ましたね。 耳は頭との、尾はお尻との接合部については
それぞれの曲線に合わせて切り込んで下さいね。
耳と尻尾をつけましょう。
耳をつける位置によって猫は上を向いたり
下を向いたりします。
頭のつけ方で猫は右を向いたり左を向いたり しました。両方をうまく組み合わせたら
猫の色々な動きを表現出来ますね。
さあ、いよいよ仕上げの段階に入りました。
基礎講座を参考にしながら目を入れましょう。 乾いたら鼻をつけ、髭をつけます。 パンチがなければ鼻は手切りでやって下さい。
髭は剥がした薄繭を細く切ってつけて下さい。
両脚を切り離し、ビーズの鈴をつけたら完成です。 取手のついた台に乗せるとか籠に入れるとか
ブランコに乗せるとかして、モビールに仕上げて下さい。
顔(頭)
前脚(首・胸)
顔は切口をフタ繭で
ふさいでおきます
前脚は点線のように
切断します
後脚(胴・尻)
耳・鼻・尻尾
後脚兼胴はそのまま
目打ちを使って二枚に
剥がしておきます